【無精子症】フィナステリドの副作用で精子が少なくなる?実際に精子検査してみた。

今回フィナステリドの副作用で言われることが多い「無精子症」について検証してみましたので、気になる結果を報告していきます。

まず、前提として私はフィナステリドの副作用については”気にする必要はない”と考えています。

その根拠についてはこちらで説明していますので、気になる方はご覧になってください。

ただしより安心していただくために、フィナステリドを約1年半、デュタステリドを約1年半、計3年ほど毎日使用し続けてきた私が精子検査を受けてみましたので、副作用(特に男性機能)が怖くて使用を躊躇している人や、妊活最中の方に役立てることができれば幸いです。

この記事を読むとこんなことが分かります
  • フィナステリドの副作用でよく聞く「無精子症とは?」
  • 簡易精子検査の方法
  • 本当に精子に影響はあるのか?
目次

副作用でよく言われる「性欲減退」や「無精子症」について

性欲減退については、私はプラセボ効果だと思っています。簡単に言うと「今まで飲んだことない薬を服用したことへの不安から、体調に変化が起こる」ことです。

例えば「副作用として勃起不全が起こる可能性がありますよ」と言われてしまうと、そればかりが気になって、実際に勃起不全になってしまいます。これは、男性機能は精神面が大きく作用する為に起こることです。

また、無精子症については、精液中に精子がいない状態のことを言います。一般的に100人に1人はこの症状に当てはまると言われており、男性不妊症の10人に1人は無精子症だと言われています。

フィナステリドの副作用でよく言われているのが無精子症精子減少です。将来的に子供が欲しいと思っている方や妊活中の方にとってはちょっと気になる話ですよね。

これについては気にする程ではないと思っていますが、2013年に行われたカナダの実験など、気になるデータが全くない訳ではありません。

4400人の男性不妊患者を調べたところ、そのうちの27人がフィナステリドを使っており、その27人がフィナステリドの使用を中断すると平均11.6倍精子の数が増えたというものです。このデータが正しいとはあまり思えませんが…。

ですが、圧倒的にサンプル数が少ないのと、フィナステリドの使用が不妊に繋がるのであれば、とっくに使用が制限されているはずなので、信憑性は低いです。

プレグナクトを使って精液検査をやってみた

私は毎日フィナステリドとデュタステリドを使用し続けてきて、かれこれ3年程経つので、実際のところ精子数減少は本当にあるのか調べてみることにしました。

今回私が使用した検査キットがこちら。

郵送で簡単に精子検査ができる「プレグナクト」です。

プレグナクトは専門の臨床検査技師が正確・丁寧に行う、医療機関で行うものと同等水準の精子検査で、”病院に行くのは敷居が高い”、”精子検査を安く手軽に行いたい”という方には特におすすめです。

国内で最初に郵送による精子検査を始めて以来10万件以上の検査を行っており、国内最大級の検査実績とのことだった為、迷わずこれを選びました。

検査の流れは非常に簡単で、3ステップを踏むだけです。

引用:株式会社OESホームページより

箱を開けてみると中身はこんな感じ。

精液の採取に必要な道具や手順の書かれた説明書、郵送の為の封筒が入っていました。手順はこちらに詳しく書かれています↓

精液の採取はなるべくポストに投函する当日か、前日夜がベストのようで、投函するまで冷蔵庫で保管するのがポイントのようです。

あとポスト投函前に必ず検査キットIDを控えておくのと、ネットでマイページ登録を忘れずに。

自分自身が精液検査をやってみた結果は…

実際にこの手順に従ってポストに投函し、なんと2日後には検査結果がでました。仕事が早いですね。そして結果はこちら↓

結果としては、基準値やOES社での平均値を上回る数値となりました。

パキラ

すべて基準値・平均値以上でまずは一安心。

検査結果にある基準値とは、最低限のレベル(これ以上ないと自然妊娠が難しい)を示したもので、精子濃度が著しく低いもの(1500万/1ml以下)は乏精子症と呼ばれています。

1500万/1ml以下であれば人工授精、300万/1ml以下であれば体外受精、100万/1ml以下であれば顕微受精の対象となるそうです。

当然私の検査結果だけで判断できるものではありませんが、フィナステリドの使用を副作用一つで躊躇している方がいるのであれば、よく考え直してほしいです。

ちなみに検査結果以外に、精子の量や運動量などを低下させる行動・生活習慣なども書かれていましたが、当然フィナステリドの使用に関しては一切書かれていませんでした。

精子検査まとめ

今回精子検査を実際に行ってみて、精子に異常は無く、自分自身が安心することができたのが一番大きかったです。

何度でも言いますが、副作用が怖いからフィナステリドの使用を躊躇するというのは違うと思います。

別記事で詳しく話していますが、フィナステリドの副作用が協調されている原因は、効果の無い育毛剤を売りたい企業や、お金儲けしか考えていないアフィリエイター達のネガキャンです。

少なくともこのブログを見てくれている方には、山ほどあるネット情報の、何が正しくて何が間違っているのかを見極めて、正しい薄毛治療を行っていただきたいですし、その手助けができればと考えています。

今回の私のように、不安であれば調べてみるのが手っ取り早いと思います。自分自身も実際に調べたからこそ不安を解消することができました。

今回の記事が薄毛で悩む方の役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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20代・30代で薄毛に悩んでいる方へ

若ハゲほど残酷なものはありません。何も悪いことをしていないのに何故かどんどん髪の毛が薄くなっていく。なんで自分だけこんな目に・・・。

私も同じ経験をしてきたので気持ちはとても分かります。

私の経験から言えることは、薄毛を治したいなら『AGAの正しい知識を身につける』ことと、『できるだけ早く治療をスタートする』ということです。それしかありません。

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