フィナステリド・デュタステリドに耐性はあるのか?

AGAイージーケア
悩む男性

フィナステリドに耐性があるって聞いたんだけどホント?

パキラ

耐性は無いと思って大丈夫。状況証拠が物語っているからね。

フィナステリドやデュタステリドを長く使っていると、耐性ができるんじゃないかと考えている人が多くいます。

これもほとんどが検索すると出てくる情報から、不安になっている人がほとんどです。そういった場合は推測ではなく状況証拠を集めて検証すれば分かってきます。

今回は薄毛治療薬に耐性が無いことを、わかりやすく解説していきます。

目次

40代男性の約32%がAGAなのに・・・

40代でのAGA発症率は32%です。ということは、40代男性の約3人に1人が薄毛ということです。

街を歩いていると40代以上の男性は3人に1人の割合でハゲている…。感覚的に大体こんな感じですよね。

でもちょっと考えてみてください。40代の男性芸能人で、薄毛の人って何人いますか?

確率で言ったら芸能人であっても、3人に1人は薄毛じゃないとおかしいのですが、薄毛の男性芸能人自体が本当に数えるぐらいしかいません。

しかも薄毛の芸能人は薄毛であることにメリットがある人(ブラマヨの小杉さんやトレエンの斎藤さんなど)で、お笑い芸人に多い印象です。

「ハゲてないから芸能人になったんだよ」という意見もあると思いますが、10代、20代で芸能界デビューした人は、自分が将来ハゲるかどうかなんてわからないですよね?イケメン俳優だって容赦無くハゲます。遺伝なので。

ということは、薄毛の芸能人はみんなフィナステリドを飲んでいるということです

40代で32%、50代だと44%がAGAを発症するんです。割合的に見て絶対におかしいですよね!

ちなみに植毛しているんじゃないかという意見もありますが、植毛してもフィナステリドは飲まないと駄目です。当然ですが植毛していない部分はAGAが進行するので、変な溝ができてしまう為です。

もしフィナステリドに耐性があり、1年後、2年後に薬が効かなくなってくるのであればこの割合はありえないですよね?

1年で耐性ができるならハゲるのが1年遅れるだけ、2年で耐性ができるなら2年遅れるだけですからね。

ということは、逆に言えば薄毛治療薬には耐性が無いからフサフサばかりの芸能界が実現できているのではないでしょうか。

「男性型脱毛症診療ガイドライン」にも載っていない

もし仮に薄毛治療薬に耐性があるのであれば、薄毛治療の教科書とも言える「男性型脱毛症診療ガイドライン」に載っているはずですが、一言も耐性については書いていないんです。

もし耐性があるなら書かれていないとおかしいですよね。あと耐性があるならもっと薬を増量するかしないかという議論がされていないとおかしいんですが、それも見たことありません。

「増量すると副作用の危険があるだろ!」と思うかもしれませんが、フィナステリドの元々の治療目的である前立腺肥大症は5㎎です(薄毛治療は1㎎)

なので、副作用が危険なので増量できませんというのは理解できません。

耐性がつく薬2選

じゃあどんな薬で耐性がつくのか、調べてみた結果2種類あったので紹介します。

①抗菌薬
  • 悪い菌をやっつける薬。
  • 菌の中には特殊なものもいて、抗菌薬に耐性をもつものもいる。
  • その耐性菌が体内で繁殖すると、抗菌薬が効かなくなる(薬剤耐性)。
②脳に作用する薬
  • 睡眠薬やうつ病の薬など。
  • 睡眠薬を飲むと脳の中で眠くなる物質がたくさん分泌される。
  • 仮に毎日飲んでいると、「不自然に眠い」ことを脳が察知して、分泌を抑えようとする。
  • だから薬の量を増やさないと眠れなくなる。
  • 薬で耐性ができると言われるようになったのは、この脳に作用する薬のせい。
パキラ

主に②の脳に作用する薬の耐性イメージが、「薬には耐性がある!」といったイメージを増幅させてるみたい。

「抗体」と「耐性」は違う

抗体と耐性は別の仕組みです。この辺がごっちゃになっていると話が変わってくるので説明すると、

  • 抗原(コロナやインフルエンザなど)という悪いやつがいる。
  • 身体の免疫機能が察知し、抗原をやっつける為の抗体を作る。
  • 一度抗体ができると同じ種類の抗原はすぐにやっつけることができる。

予防接種の仕組みですね。ここで大事なのは、抗原というのは「ウイルス」や「細菌」、「微生物」で、タンパク質で出来ています。じゃないと抗原になりません。

ウイルス、細菌、微生物をやっつけるのが抗体です

フィナステリド・デュタステリドの耐性 まとめ

AGA治療薬は、以下のいずれにも該当しないので、耐性や抗体はできません

耐性ができる抗体ができる
抗菌薬ウイルス
脳に作用する薬細菌
微生物

薄毛治療は「本当に効果あるのかな?」と精神的に不安定になることが多く、また、治療に長い期間が必要となる為、いろいろな不安が付きまといます。

耐性や抗体を疑うというのも、その不安からくるところがほとんどだと思います。私はもう3年ほどフィナステリド、デュタステリドを飲み続けていますが、まったく耐性を感じたことはありません。

不安になる気持ちもわかりますが、いろいろな情報に惑わされず、信じて治療を続けましょう。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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20代・30代で薄毛に悩んでいる方へ

若ハゲほど残酷なものはありません。何も悪いことをしていないのに何故かどんどん髪の毛が薄くなっていく。なんで自分だけこんな目に・・・。

私も同じ経験をしてきたので気持ちはとても分かります。

私の経験から言えることは、薄毛を治したいなら『AGAの正しい知識を身につける』ことと、『できるだけ早く治療をスタートする』ということです。それしかありません。

不安な点があればぜひTwitterのDM等で気軽に聞いてください。まずは一歩を踏み出す手助けができれば幸いです。

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